風景と物語

ガーデンとランドスケープデザインの修行中

冬休みの終わりと二学期の始まり

新年もすっかり明けてましたね。

 

 

私の大学では明日17日から二学期が始まります。

イギリスではオミクロン株が大流行していますが、私の学校は対面授業を継続するようです。

 

私は2月と3月に一つずつヘヴィな課題の提出があり、しばらくはその課題に追われる日々が続きそうです。

 

もしこのブログが3月まで更新されなかったら、課題に追われているのだなと思ってください....!

 

今年もよろしくお願いします。

年末とブースター

しばらくぶりです!

 

修士課程が始まって以来、忙しくて更新が開いてしまいました。

今は大学も冬休みに入り、授業と締め切りにおわれる日々からは一瞬解放されています。

大量の冬休みの課題を先生がくれたので、毎日課題を消化しないといけないのですけど……。

 

 

気がつけばこのブログを開設してから一年が経ちました。

去年の今頃、イギリスではロックダウンの規制で、仕事と生活必需品の買い出し以外の外出がほとんどできない状態でした。

去年の記事はこちら↓

storyscaper.hatenablog.com

この記事、まだ「たった」一年前の出来事だとは信じられないくらい遠い出来事な気がします。

 

さて、ロックダウンしていた昨年と比べて今年はどうかといえば、オミクロン株が流行していて、毎日過去最高記録の陽性者数が発表されています。

12月31日は189,846人の陽性者数を記録しました。

学校の先生やクラスメイトも、毎週誰かしら陽性になり、学校に来られない人がいる状態です。

私が今住んでいる家でも、フラットメイト2人が陽性になり、自己隔離していました。

 

12月31日現在では、まだ去年のような行動規制のルールは導入されておらず、レストランやパブ、イベント会場などは普通に営業されています。

12月下旬はイギリスでは日本の年度末にあたるクリスマス休暇の最中で、どこに出かけても、家族や友人同士で集まって歩いたり食事をしている姿が見られます。

去年は全く人と会ったり出かけたりできなかった反動なのか、今年こそは!とクリスマスを謳歌している人もいるのでしょう。

 

ただやっぱり、コロナを心配している人も当然多くいます。

先日、ロンドンでも有名なショッピングモールに立ち寄ったら、例年よりも人の出入りが少ない印象でした。気になる人は人込みを避けていると思います。

 

増える陽性者数に対応するため、イギリスでは3回目のブースターワクチンの接種を積極的に進めています。

12月中旬から、18歳以上の人ならほぼ誰でもブースターワクチンが受けられるようになり、私も先日接種してきました。

イギリスではオンラインで接種の日時が指定するか、ウォークイン会場に行って当日予約なしで接種ができます。

ウォークイン会場は、タイミングによっては混んでいて待たされると聞いたので、私は予約して、近くの小さな薬局で接種。

3回目になるとみんな手慣れているので、本人確認を済ませたら即注射て即退場、全体の手続きは5分くらいで終わりました。

むしろ接種会場への移動時間の方が長くかかりました。

 

私は1回目のワクチン接種の時に副反応で体調を崩したので、今回も副反応が出るか心配だったのですが、打った腕に少し違和感を感じる程度で済みました。

3回目ともなるとワクチン慣れしてきたのかも…?

 

1月中旬から始まる新学期までに、ブースターが間に合ったので少し安心です。

 

ただ、学校は冬休みが明けたらリモート授業なのか、対面なのかはまだ未定です。

デザインの授業をリモートでするのはとても大変なので、できたら対面に戻れることを願っています。

 

こんな感じで、学期中に溜まっていた用事を片付けつつ、デザインの授業で扱っているエリアの現場訪問に行ったり、たまに友人と少人数で会ったりして冬休みを過ごしています。

 

当ブログをいつも読んでくださってありがとうございます。

冬休み中は可能な限り更新していきたいです。

来年度もよろしくお願いします。

 

新学期始まっています!

こんにちは。

お久しぶりです。

9月から10月の間に

日本からイギリスに移動→

引っ越し→

修士課程開始→

寒さに慣れなくて風邪をひく→

風邪からなんとか復活して課題に追われている...

 

というのが現在の状況です。

 

大学で修士課程が始まって三週間ほど経過しました。

イギリスのランドスケープアーキテクトの修士は一年間なので、最初から爆速で授業の課題や修士論文のリサーチが進んでいきます。

 

授業のある日は1日中、休みの日は次の授業で発表するプレゼンやリーディングの読み込みがあります。

 

イギリスは少し秋めいてきて、まだ6時過ぎまでは明るいので、今のうちにあちこち出かけたいのですが、なかなかそんな時間もなく...このままだとクリスマス休暇までは課題に追われそうです。

せっかく、以前住んでいた所より交通のアクセスが便利なところに引っ越したのに、部屋に缶詰で少しもったいない気分です。

 

しばらくはブログの更新頻度が落ちてしまうかと思いますが、隙間時間にこんな感じで更新していきたいと思います。

 

それでは、また。

【日本一時帰国】渡英前に日本で買ったもの

 今日はイギリスに持っていく用に、今回日本で購入した品々を紹介します。

よくワーホリや一時帰国の方が「日本でついつい買ってしまうものリスト!」といった記事を書いているのを読んで、私も書いてみたいと思っていたので書いてみました。

こういう話題の記事は、同じ国に住んでいても、全く違うものを買い求めることもあれば、やっぱり同じものを求めている人もいて、読むのが好きなのです。

 

  • 折り畳み傘
  • 歯ブラシ
  • Bluetoothイヤホン
  • 運動靴
  •  大体の物はイギリスで手に入る
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【日本一時帰国】10倍ややこしい渡英の準備

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お久しぶりです。

 

前回の記事からしばらく間が開いてしまいました。

その間、学校から出された夏休みの課題に追われていて、先日やっと一区切りついたのでブログの記事を書いている次第です。

 

課題やビザ申請でドタバタしているうちに、イギリスに戻る時期が近づいてきました。

イギリスから日本帰国するだけでも、コロナ関係で必要な書類の準備や検査の手配が大変でした。

どのような条件で入国できるか、どんな書類が必要なのかなど、対応は国によって千差万別です。

今度は、日本からイギリスへ渡航するので、イギリス政府側が要求する書類や検査が必要になります。

それがまた調べるだけでも結構手間で、いつもの何倍もの下準備が必要なのです。

 

 

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【留学準備】3DソフトウェアRhinocerosを学ぶ

学校から課題のお知らせ

今年の 9月からイギリスの大学でランドスケープアーキテクチャーの修士を始める予定です。

春先から願書提出の準備を始め、大学に申し込み、コロナのせいか学校との連絡にとても時間がかかったものの、無事入学許可をもらった後、学校から「修士始める前にこれはこなしてくださーい」と、大量の課題のリストがメールで送られてきました。

そのうちの一つは

「夏休み中にRhinoceros(3Dモデリングソフト)で街の一区画くらいモデリングできるようになってきてね!自力で!」

というもの。

まだ新学期も始まってないけど……。

せっかく課題もない夏休みを謳歌できると思ったのに……。

しかも有償ソフトウェアだから、お金を払いたくないなら期限付きの体験版で勉強してって事……?

 とかなんとか愚痴を言っても、3Dモデリングソフトは、昨今ではランドスケープアーキテクトの学生の必須スキルの一つになってきたし、使えないと困るもの。

学部留学時代には、他の3DモデリングソフトであるSketch Upを少し使っていましたが、他のソフトウェア(PhotoshopやCAD)の習得に時間を割いていて、3Dソフトはあまり使いこなせるほど修練する時間がありませんでした。

せっかくなので3Dソフトの腕前ももう少し伸ばしたく、2週間ほどRhinocerosをポチポチ触り、簡単なサイトのモデリングができるようになりました。

 

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Rhinocerosで作った道路標識のモデル

 

  • 学校から課題のお知らせ
  • 個人的なRhinocerousの使い勝手感想
  • 参考にしたサイトや文献(2021年7月23日現在)

 

 

 

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【日本一時帰国】久しぶりの日本あれこれ

日本に一時帰国し、自己隔離が終了してから一月ほど経ちました。

 

帰国後14日間は毎日、居場所確認や体調確認のメールや連絡に答える日々を過ごしたのですが、取り逃したら嫌なので、スマホをずっと気にしていると地味に大変だったり…。

その間もコロナウイルスの症状が特に現れることもなく、自己隔離自体は無事に終了しました。

 

海外から来たオリンピック関係者の自己隔離の様子をネットの記事で読むと、一般の人に比べると宿泊施設での隔離中も外に出られたりしているみたいで、扱いの違いに驚きます。

水際対策事態は必要だとは思うのですが、制限される行動の範囲がオリンピック関係者か否かでこうも異なると、同じ時期に日本に訪れた身としてはなんだか複雑な気分です。

 

 

歯医者参りの日々

自己隔離が終わり、自由に出かけられるようになった後は、日本でしかできない用事を済ませたり(そのために帰国したので)、せっかくだからとかかりつけの歯医者に行ったり、日本の自動車免許を更新したり、その間に歯医者に行ったり(治療を始めたら何度も通わなくてはならなくなってしまった)、ロックダウンですっかり鈍ってしまった身体を少しでも鍛えるべく運動したりして過ごしています。

 

日本も日本でコロナの陽性者数がまた増えてきたので、久しぶりに友人と大勢で集まることもできず、今の所、歯医者の先生と一番多く会っています。

 

私は幼い頃から歯にまつわるトラブルが多い方で、一年に一度くらいは何かが起きて歯医者に通っています。

イギリスで暮らしている間にも詰め物が何度か取れたことがあり、そういう時は応急処置をしてもらい、日本に一時帰国した時に詰め直したことも何度かありました。

イギリスの歯医者事情は、まあ……「悪くはない」のですが、私がかかりつけているNHSの歯医者は、毎回担当の先生が入れ替わっていて、そのたびに前回までのあらすじを説明しないといけないのが大変です。

プライベートの歯医者の方が同じ先生に継続して診療してもらえて、サービスもいいらしいのですが、そうするとNHSの保険対象外で高額になってしまうので、利用したことはありません。

複雑な治療が必要な場合は、日本語が通じた方が意思疎通も楽ですし、些細な心配事もすぐに伝わるので、日本に帰ると必ず歯医者に通ってトラブルがないかチェックするようにしています。

医療関係の英語は、普段使わない専門用語だらけで、内容の半分くらいはよく分からないまま治療を受けたりしていて、治療を受けるのがギャンブルみたいな気分ですし、その点慣れ親しんだ日本語だと細かいところも聞きやすくて助かります。

 

今治療している部分はあと三回くらいは通院しないといけないらしく、もうしばらく歯医者通いの日々が続きそうです。

 

 

空の色

私はイギリスに行ってから空の観察をするのが結構好きになりました。

国によって空の色や雲の形もだいぶ違うものですね。

科学的なことを言えば、赤道直下と極点近くでは太陽からの角度が違うとか、山や地形で天候が変わるとかいろいろあるのでしょうけど、理屈抜きにしても「空って国によってこんなに違うのか!」とびっくりするくらい違う。

 

イギリスは高い山が少ない所為か、同じ雲が延々と水平線まで広がっていくことが多いのです。

あと雲の底部(地上部側?)がぺったり平たいことが多いというか。

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イギリスの空

 

雲ウォッチングはお金を払わず世界中どこでもできるので、どこか出かけた際は写真を撮って比較しても面白いかもしれません。

 

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せっかく同じ場所に6日間もとどまっているので、

ホテル隔離中、窓から定点観測していた景色

比べると毎日違うのでおもしろい

 

ロンドンより混んでいる日本

自己隔離が終わって「いざ、必需品買い出し、混雑は避けて気をつけよう」とマスクの紐を引き締めて出かけてみたら、近場の駅やスーパーでも人が多いこと多いこと。

そもそもイギリスの人口密度は日本より低いうえに、ロックダウンでさらに街に人気がなく、ここ一年、人混みのない暮らしに慣れてしまいました。

日本の普通の通勤を見るだけでも人が多すぎる感じがします。

しばらく人混み慣れするにも時間がかかりそうです。

 

実際、ロックダウン中のロンドンの観光地よりも、日本の普通の通勤時間の駅の方が混んでいる気がする。

 

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バッキンガム宮殿の前にある広場・2021年5月撮影

普段は観光客で埋め尽くされているのだけど、ほとんど人がいないので、

近所の人が日向ぼっこしてた

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バッキンガム宮殿前・2021年5月撮影

いつもだとフェンス沿いに人密集していて、スリのメッカみたいなところなのだけど、人が少なすぎてさすがにスリらしき人も見かけなかった。

スリの人もコロナで商売あがったりなのかもしれない

 

 イギリスも7月の今ではロックダウンがだいぶ緩和されたので以前より人が多いとは思いますが……。

 

イギリスに戻ったら戻ったで、私が離れた6月とは、様子が変わっていてギャップに驚くのかもしれません。

【日本一時帰国】指定宿泊所での隔離生活編

前回は日本に到着してから空港での手続きの様子を書きましたが、今回は政府指定の宿泊所での体験談をお送りしたいと思います。

 

羽田空港での手続きの様子は下記の記事から↓

 

storyscaper.hatenablog.com

 

※これは(日本時間)6月10日での情報と体験です。あくまで参考程度にご覧ください。記憶している範囲で書きましたが、記憶が曖昧な部分があります。

毎日状況が変わるので、正確な情報は外務省、厚生労働省、各国の大使館、空港など公式の情報を確認してください。

私より数日前に帰国した人の記録と状況が違う点もいくつかあり、毎日状況が変化しているため、日々最新情報を確認することをお勧めします。

 

  • アパホテル横浜の様子
    •  シングルルームの様子
      •  その他設備
    • 受付時にもらえる書類
    •  利用可能なサービスについて
      • 食事
      • ランドリー
      •  差し入れやデリバリーの受け取り
  • 滞在期間中に行うこと
    • 1.滞在3日目と6日目の検査
    • 2. 厚生労働省からのフォローアップメールへの回答
    • 3.位置情報確認アプリへの回答
    •  
    • 4.MySOSへの応答(不定期)
    • 5.毎日の健康状態の報告(アパホテル横浜の場合)
  • 持参すると便利かもしれないもの

 

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【日本一時帰国】羽田空港編 (6月10日時点)

一時帰国する必要があったので、6月9日にイギリスのヒースロー空港から出国し、日本時間6月10日日本の羽田空港に到着しました。

 

今回は羽田空港到着→空港での手続き→隔離先のホテル到着編】をお届けします。

ヒースロー空港での【出発前準備→ロンドンのヒースロー空港手続き→搭乗編】は下記の記事をご覧ください。

 

storyscaper.hatenablog.com

 

※これはあくまで私が移動した6月9日時点(日本時間6月10日)での情報と体験です。あくまで参考程度にご覧ください。記憶している範囲で書きましたが、記憶が曖昧な部分があります。

毎日状況が変わるので、正確な情報は外務省、厚生労働省、各国の大使館、空港など公式の情報を確認してください。

1週間ほど前に帰国した人の記録と状況が違う点もいくつかあり、毎日状況が変化しているため、日々最新情報を確認することをお勧めします。

 

  • 入国前に用意するもの
    • 入国に必要な書類・アプリ
    • 個人的に用意してあると便利だったもの
    • 入国時に便利な恰好
  • 日本についてから入国まで
    • 羽田空港着陸
    • 第一関門
      • チェックする書類
    • 第二関門
      • チェックする書類
    • 第三関門
    • 第四関門
      • チェックする書類
    • 第五関門(検査)
    • 第六関門
      • チェックする書類
    • 第七関門
      • チェックする書類
    • 第八関門
      • チェックする書類
    • 検査結果待ち
    • 第九関門
    • 第十関門
      • チェックする書類
    • 第十一関門(入国審査)
      • チェックする書類
    • 第十二関門(税関)
      • チェックする書類
    • バスに乗る
    • ホテルフロン

 

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【日本一時帰国】ヒースロー空港編 (6月9日時点)

どーーーーーーしても日本に帰らないといけない用事ができたので、先日、日本に一時帰国しました。

 

このコロナのパンデミックの中、イギリス(ロンドンヒースロー)→日本(羽田)の国境間の移動がどんな感じだったのかの体験談です。

感染対策の色々な規制やルールが複雑にあり、私も出国の準備でいろいろ不明な点が多く、多くの人の一時帰国日記やブログを読んで参考にさせてもらったので、私もここに一応記しておきます。

 

とにかく移動過程が長いので数回に分けてお届けします。

今回は【出発前準備→ロンドンのヒースロー空港手続き→搭乗編】をお届けします。

 

※これはあくまで私が移動した6月9日時点での情報と体験です。あくまで参考程度にご覧ください。記憶している範囲で書きましたが、記憶が曖昧な部分があります。

毎日状況が変わるので、正確な情報は外務省、厚生労働省、各国の大使館、空港など公式の情報を確認してください。

1週間ほど前に帰国した人の記録と状況が違う点もいくつかあり、毎日状況が変化しているため、日々最新情報を確認することをお勧めします

 

 

  • 空港当日までの準備
    • 自己隔離場所への移動方法の確保
    • 新型コロナウイルス検査の予約
    • なるべく感染のリスクの高い行動は控える
  • ヒースロー空港当日
    • 空港への移動
    • コロナウイルスの検査
    • 検査証明書を受け取る
      • 余談:
    • 空港の出国手続き
      • 手荷物預け入れ
      • 保安検査場通過
      • 出国ロビー
      •  出発ゲート
      • いざ搭乗

 

 

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