風景と物語

ガーデンとランドスケープデザインの修行中

2024年の挨拶

新年もあけましておめでとうございます。

このブログもよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

日本でまだ綺麗に葉が残っていた紅葉

 

 

年末年始は日本で

今回の年末年始は日本で過ごしました。

なんと、日本で新年を迎えるのは3年ぶりです。

コロナ以前はほぼ毎年、年末年始を日本で過ごしていたのですが、コロナで自己隔離機関があった頃は、最大2週間も自己隔離しないといけず、短期間の滞在が難しかったので、年末の一時帰国を断念していました。

 

年末年始に一時帰国するのは、ここばかりは日本の方が楽しいから(笑)

イギリスでは25日にクリスマス、26日にボクシングデーといわれる年末セールのイベントがあります。

その後もクリスマスの飾りとクリスマス気分で年末まで過ごし、1日に新年を祝ったら2日から普通の日々に戻ります。

 

日本人的な年末の盛り上がりムードに慣れていると、この「なんとなーく続くクリスマス気分」だとどうしても盛り上がりが足りない気がしてしまうのです。

 

今年は、

クリスマス前に帰国

→日本のクリスマスムード~年末へと盛り上がる

→大晦日

→新年と初詣

→年明け

と久しぶりにメリハリのある年末を迎えられて懐かしい感じになりました。

 

イギリスの、クリスマスを迎えた後は年末を静かに迎えて、ほっと一息する感じも好きなんですけどね。

1年の締めと始まりを迎えるこのリズムは身体に染みついて、時折恋しくなってしまうのです。

 

 

日本からのリモートワーク申請をもらう

そして今回は、初めて日本からのリモートワークに挑戦してみました。

日本に帰国してから最初の一週間だけですが、海外からのリモートワークは初めてだったのでちょっとドキドキ。

私の勤め先はイギリスに本社があるのですが、家や家族がヨーロッパの他の国にいる社員は、日ごろからイギリス国外からリモートで仕事している人もチラホラいます。

よく私と一緒にプロジェクトで働く人は、スペインからリモートで働いていて、会議やカンファレンスがあるときだけイギリスのオフィスにやってきます。

ただ、普段から日常的に海外からリモートするのは職位が高い人か、特別な事情がある人に限るのですが、休暇で国に帰って、数週間海外からリモートするのは私のような新卒の社員でも可能なのです。

日本に帰れるほどの長い休みを大きく取れるのはクリスマス休暇しかないですし、どうせなら日本にいる期間をもう一週間延ばしたかったので、海外からリモートで働けないかと上司に申請してみました。

上司も他の国からの移民なので休暇中に母国に帰れる気持ちは分かってくれて、「家族と過ごす時間は大事だよね」と、すぐに許可はもらえました。

 

 

簡単じゃないリモートワーク

申請自体は簡単に許可が出たのですが、いざ日本から仕事をしてみるとITのトラブルが多くてさあ大変。

まず、仕事用のMicrosoftアカウントへのログインが、日本からは制限されていて、MSチームやOutlookメールが全く開けず……会社のITの人に連絡したらなんと日本はセキュリティ対策でログインのアクセス制限国に指定されていたとのこと。

これはITの人側の手違いでもあったようで、制限を解除してもらいその後普通にアクセスできるようになりました。

 

その後は、会社で使うVPNの速度が日本からは遅くて、社内のファイルにアクセスするのにいつもの3倍時間がかかるようになってしまいました。

リモート期間中の仕事は、比較的簡単な図面をCADで描く業務だったのですが、図面を開いて保存するだけで15分かかるし、探し物を頼まれたファイルを大量のフォルダーから探そうとしてもなかなかフォルダーが開かないし、結果的にいつもより仕事を長くやることになってしまいました。

 

インドからリモートしたことのある同僚によると、Wi-Fiが早くてもやっぱりVPNが遅かったらしいので、通信速度が出ないのは多分会社のVPN側に原因があるとのこと。

ヨーロッパ圏からリモートしている同僚は割と普通に仕事ができているそうです。

アジアは遠すぎるのかもしれないですね。

 

クリスマス休暇直前で仕事が軽めだったので、作業が遅いなりになんとか業務を終わらせられることができたのですが、これが締め切り直前の忙しい時期だったら、作業スピードが命なので、無理そうです。

会社のVPNがもう少し早くていつもと同じように仕事できれば、「日本からのリモート一週間+休暇二週間」という風に毎回帰国期間を伸ばせるのですが、その目論見はしばらくは簡単には果たせなそうな予感。

 

 

通院しまくる

実は、日本からリモートしたかった大きな理由の一つに歯医者への通院がありました。

イギリスでは、保険外歯の治療は日本よりも高額になるのと、医者不足で歯医者の予約がなかなか取れないのがあり、日本でいくつか治療したい箇所があったためです。

日本からリモートで働いている期間中は、昼間のうちに日本の歯医者へ通院し、午後、イギリス時間に合わせて仕事をしていました。

 

リモートは大変だったけけど、治したい箇所は治療できたので、ちょっと作業効率がわるくても、リモートした甲斐はあったのです!

 

 

2024年もマイペースに更新

今年は今の仕事も2年目に入って、少しずつ複雑な業務も任されるようになりました。

ランドスケープの仕事は年単位の長期のプロジェクトも多いので、1年間携わってやっと流れが分かってきた仕事もあります。

 

ブログもまた気が向いた時に更新していきたいとおもうので、また一年よろしくお願いします。

 

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