風景と物語

ガーデンとランドスケープデザインの修行中

柳の籠を手編みする

しばらくぶりです。

イギリスは10月に入りすっかり秋めいてきました。

夜は10度近くまで冷え込みます。

 

先日、柳の枝で籠を編むワークショップに参加してきました。

今まで籠編みをしたことのない初心者でもできるレベルの籠に挑戦。

会場はワークショップを開催した先生の自宅の裏庭です。

秋の風が心地よい、良い日だったので、一日中外で籠編みをしていました。

 

柳で編んだ籠が芝の上に置いてある

完成した柳の籠



 

素材と道具は先生が用意してくれているので、身一つでスタート。

まずは籠のベースを編むところから。

柳はSomersetからの柳を使用しているのだそう。

ちなみによく植え込みやランドスケープで使う、しだれ柳の枝はあんまり編み物には向いてなくて、基本は使わないのだとか。

今回使っている柳は、まっすぐでしなりのある枝を使っていました。

 

籠の土台をつくっているところ

土台

 

 

朝の9時半ころから初めて、土台を作るのだけで午前いっぱいかかりました。

午後に終わるのか心配になったくらい(笑)

 

 

 

半分ほど作り終えた籠が作業台の上に乗っている

底を終えて縦に編み出しているところ

 

 

土台を編み終えて、立体にしていくと同じ編み方を繰り返すため、結構スピーディーに進む。

この頃になってくると手も覚えて、テンポよく編めるので楽しかったです。

 

 

完成した籠の中にリンゴが5つほど入っている

最後には庭にはえているリンゴの木からの収穫物も添えて

 

先生の家の裏庭に大きなリンゴの木があり、たくさん取れすぎてて使いきれないからと分けてくれました。

早速完成した籠に入れるといい感じ!写真映え!

 

売り物のような均一な編み方がされた籠ではないけど、不均一なところが手作り感を増して、愛着がわきそうです。

今度から栗拾いやベリーの収穫はこの籠と共に行こうと思います。

 

 

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