先日のブログにも書きましたが、イギリスでは11月5日からイングランド全土のロックダウンに入りました。
ちなみにこのロックダウンは、イングランドに適用されるもので、スコットランドとウェールズではそれぞれ別の規制やルールを導入しています。
今回のロックダウンでは、主に生活必需品以外のお店の閉店(映画館やジムや公民館も含む)と他世帯との屋内交流禁止(子供や親族の面倒を見る場合は可能といった例あり)などの規制が含まれています。
そうすると通勤/通学以外では、近所の公園か庭園や、屋外の場所にしか出かけるところがありません。
趣味の庭巡りも秋を過ぎると半ばシーズンオフであまり行きませんし、どこか公園に出かけようにもお天気が悪かったり、寒くて出かける気にならず、外出の機会が減りました。
これも一ヶ月間の我慢だと思い、ほとんどの時間を家で過ごしていましたが、そしたらロックダウン二週目を過ぎたあたりから体調を崩してしまいました。
私は例年11月前後は季節の変わり目の関係で風邪を引きやすいですが、今年は風邪とは違う様子。
少し胃の調子が悪いというか、「ここがすごく調子が悪い!」という感じではないのですが、どうにも調子があがりません。
ロックダウンとの因果関係は説明できないけど、たぶんロックダウンで気分が落ち込んでいるのは背景にあるのだと思います。
「自分はロックダウンでそこまで酷い状況に陥ってるわけじゃないし、大丈夫だろう」と思い込んでいたのですが、やっぱり無意識下では心配や不安があったんだとおもいます。
我慢しすぎるというのはよくないですね。
こんな生活がまだ半月以上続くのか、と思っていた矢先、11月23日にボリス首相から今後の展開についての発表がありました。
この調子で行けば、第二派のピークは超えられそうなので、予定通り12月2日にロックダウンの規制を一部解除するとのこと。
BBCによると、規制解除の対象には主に、レストラン以外のお店やジムの再開、屋外で他世帯と会うときの人数制限撤廃などが含まれます。
Covid: The new lockdown rules for England, Wales, Scotland and Northern Ireland - BBC News
規制が解除されたら、反動で人が一気に出かけたりして、陽性者数が増加するのではという心配もあります。やっぱり人と会えなくてフラストレーションがたまっている人は多いですから。
一方で、ロックダウン中の先が見えない中で、規制が一部緩められるというニュースを聞くと嬉しくなってしまう自分もいます。
政府側も、人々が疲弊してくるタイミングに少しでも明るいニュースや会見を開いて士気向上を狙っているのでしょう、その思惑にまんまと嵌っているといえばそうなのかもしれません。
とりあえずはあと一週間強、今のロックダウンを凌げば少し楽しいクリスマスが待ってるよ、と自分を励まして日々過ごしています。