眼科代わりに眼鏡屋へゆく 【後編】
少し間が開いてしまいました。
前回の記事に引き続き、眼科代わりに眼鏡屋へゆく、後編をお送りします。
前回の記事はこちらから↓
前回は思い出話にとどまってしまいましたので、今度こそ最近受けた視力検査のお話です。
今回はちょっとお高めの視力検査に挑戦
さて、視力検査したい場合は、こんなご時世なので店頭やオンラインで事前に予約して、予約時間に店頭へ向かいます。
私が行ったSpecseversでは、視力検査に種類があり、普通ものと、もう少し精密に、網膜スキャンをしてくれる検査の2種類があります。
普通の視力検査は25ポンド、網膜スキャン付きだと35ポンド。
ただし、視力検査はイギリスの国民医療サービスであるNHSと提携しているので、16歳以下、60歳以上など、特定の条件に当てはまる人は視力検査が無料になります。
イギリスは、交通機関もアトラクションの参加も、美術館も、医療費も、そのままの額支払うと割高なものが多いのですが、多くの場合何らかの割引や免除を受けれたりするので、全額支払う前にまず下調べが大事です。
というわけで、私も一応、視力検査割引対象者かチェックしましたが、何も当てはまらないので自分で負担しました。
しばらく視力検査受けていなかったので、今回は少しお値段がかかりますが、網膜スキャン付きの視力検査を受けることにしました。
肝心の検査方法はというと…
まず片目ずつ機会を覗き込んで、網膜スキャンを撮りました。
覗き込んだ機械の中で、光る点を追っていくよう指示され、レトロゲームの画面みたいな点を覗いていると、時々「パシャ!」と光って網膜の写真を撮られます。
写真を撮る瞬間がまぶしくて、瞬きしないでと言われても、反射で瞬いてしまいます。
網膜スキャンが終わると次の機器へ、中を覗き込むとそこには
な、なんとお馴染みの「気球」が映っているではありませんか。
視力検査したことがある人はご存知かもしれませんが、数ある機器の一つを覗くと以下のような気球の絵を見ることはないでしょうか?
軽く調べるとこの気球以外にも、メーカーや機種によって風車が映っていたりするようです。
でも地球の裏側のイギリスで、日本とまったく同じ気球を見つけるとは、なんだか以外でもあり、知っているものを見つけたときの安心感がありました。
ある意味では、世界中の人よく見知っているランドスケープの一つと言えるのかもしれません?
機械による検査が一通り終わると、次は検査技師の人と向き合って、網膜スキャンした結果を話し合ったり、さらに細かい検査を受けます。
日本でもおなじみ、両眼や片目で様々な大きさのC(ランドルト環と呼ばれるそうです)の上下左右を当てたり、大小さまざまなアルファベットを読み取れるかの検査もありました。
検査中、見てる文字がぼやけているかと思ったら、試験用にかけていた眼鏡がマスクからの蒸気で湿ってぼやけているだけの瞬間もありました。
コロナ防止の観点から、検査中もマスクしないといけないのでこういう場合は大変です。
検査の結果
そんな検査を一通り終え、検査技師の人からの結論は、「特に問題ないけど、ドライアイ気味だから目薬をちゃんと使ってね」というものでした。
何事もないと分かり一安心です。
ちなみに、もしここでさらに検査が必要な場合は眼科に行ってねとか言われるようです。
ついでにいつも使っている眼鏡も見せたところ、特にレンズを入れ替える必要もないとのこと。
日本から持ってきたドライアイ用の目薬があるけど、イギリスで買う場合のおすすめはどれか聞いたら、「これこれこういう成分が入っている目薬を買ってね」とも教えてくれました。
科学的な成分名もちゃんと書き写してくれたので、今度新しい目薬をイギリスで買うときの参考にもできそう。
以上が、私の視力検査体験談でした。
お値段はかかりますが、気軽に受けれるので、もしまた何か困ったことがあれば行ってもいいかなと。かかりつけ医の予約とるより簡単ですし。
視力は大切にしていきたいですね。