ご無沙汰しています。
前回の更新からまた間が空いてしまいました。
3月から今まで、どのように過ごしていたかというと、
3月→課題、月末にデザインのクラスの最終プレゼン(先生がとても厳しかった)
4月→イースター休暇で授業は休みなものの、課題をこなす
5月→学期末提出&月末に少し休暇
…という感じでした。5月下旬以外はひたすら課題と学校での作業でに追われていました。
今回はエキシビション当日のお話しを少ししたいと思います。
エキシビションとは、いわゆる卒業制作展のようなものになります。
End year showとか、Design showとか呼び方は各学校で異なります。
私が学士を勉強していた時も、エキシビションがありました。
ランドスケープアーキテクトを教えている多くの大学では、学士と修士の卒業作品をエキシビションで展示し、そこに企業やリクルーターの人が訪れて、気になったり、雇いたい生徒をスカウトしにきます。
半分はジョブフェアを兼ねている訳ですね。
エキシビション初日は、そういった企業の人+生徒の家族や友人も招ねかれて、大勢の人が訪れる、ちょっとしたパーティー状態です。
生徒も先生もドレスやセミフォーマルなスーツで着飾ります。
ヨーロッパ系の人って、こういうちょっとしたパーティーの機会のために着るドレスをみんな持ってるのですごいです。
ドレスコードの話とか誰もしなかったのに当然のように着飾ってきます。
日本の卒業制作展とのカルチャーショック
日本人の感覚的には少し不思議だった出来事は、卒業制作展にクラスメイトの恋人やパートナーが来たり、先生の配偶者が来たりすることです。
家族を呼ぶのはなんとなく分かるのですが、パートナーや恋人を呼ぶのってイギリス的だなと思います。
私のクラスメイトの人たちがそれぞれパートナーを招待していて
「こちらは私のパートナーです」
「よろしくよろしく」
「初めまして」
「○○のパートナーの××といいます」
……とお互い紹介しあってる光景が大学の卒業制作展で行われていました。
ピクニックとかプライベートで遊んでいる機会に恋人を紹介するのならまだ分かるのですが、大学の公式のイベントに恋人が来るのって、ちょっと日本人の感覚的には「これってそういうイベントだっけ?」という気持ちです。
加えて、私の授業の担当の先生も、授業中は一言もパートナーがいるような雑談は聞いたことなかったのですが、エキシビション当日はパートナーを連れてきていて「私のパートナーです!」と紹介してくれました。
もし日本だったら、学園祭や文化祭に先生のパートナーが来てお祭りに参加してるようなものな感覚なのでしょうか…?
うーん、日本ではあまり想像できません。
子どもがいる先生はお子さんを連れてきて遊んでたりするかもですが…。
ともあれ、普段なかなか会えないような色々な人とおしゃべりできて楽しかったです。
エキシビションは就活の場でもある
そいういう会話で盛り上がる一方で、企業の人たちは、展示作品をみて、気になった人に声をかけ、その場でのプチ就職面接も繰り広げられています。
嬉しいことに私も何人かの企業の方とお話しする機会がありありました。
企業の方は大体
「この作品を作ったのは貴方?よかったらもう少し詳しく説明してくれる?」
と聞いてきてくれて、軽く作品を説明すると、
「素晴らしい作品だね!それで、貴方は夏休みから先の予定はどんな感じ?」
と就活する意思があるか確認してくれます。
そこで、
私「実はこの後イギリスで仕事を探してるんですよね~」
企業の人「へえ、実はうちの会社は今こういうポジションを募集しててね…(名刺を取り出す)。よかったらメールでポートフォリオとか送ってね~」
私「ありがとうございます!あと一応私の連絡先です(用意した連絡先を取り出す)」
という感じで連絡先を交換します。
エキシビションで話してみて、気になった雰囲気の会社があったら後日改めて連絡、面接をします。
会社のHPだけでは分からない人柄や社風が分かるので、エキシビションは大事な面談の機会でもあります。
企業の人側も、ポートフォリオだけでは分からない生徒の人柄を見てる気がします。
そんなどんちゃん騒ぎ半分、就活半分のエキシビション初日は終わり、しばらくした今、私はエキシビションで名刺を交換した会社の方とやり取りをしているところです。
就活は、また色々と日本とは違う「カルチャーショック!」なことが多々あり、日々勉強中です。
就職がうまくまとまったら記事にしたいと思っています。
最近まとまった長さの日本語を書いていないので、記事の日本語がおかしかったりするかもしれません(笑)
日本語リハビリも兼ねてもう少しブログを更新したいものです。