11月から実質ほぼずっとロックダウンが続いているイングランドですが、2月22日、ボリス・ジョンソン首相が今後の規制解除の方針について発表しました。
大まかなに発表されたは以下の通りです。
3月8日~
学校の再開
屋外で二人までなら座ってピクニックなどが可能
3月下旬~
2世帯で最大六人までなら屋外で会うことができる
4月中旬~
生活必需品以外の小売店や美術館といった施設の再開
5月中旬~
二世帯が屋内で集まることが可能
映画館やイベントの再開
※参考:BBCニュース
ただ、これはあくまで予定で、その時のデータに応じて変更する可能性があるとのこと。
今の所、5週間ごとに段階を見て規制を解除していく方針の様ですが、やっぱり一度に一気に緩めるわけにはいかなかったようですね。
今年は、イギリスの大型連休にあたる、イースターホリデーが4月第一週にあるのですが、その時点ではまだあまり動けない様子です。
ピーク時の1月に比べると陽性者数や入院者数が下がったとはいえ、あくまでそれはロックダウンで人の行動を制限しているから抑えられているだけなわけで……。
これから人々の行動が以前のように戻れば、また陽性者数が増加しやすいわけで、どのような段階で行動規制を解除していくかが注目の的となっていました。
それでも、長い冬の間ひたすら家にこもり続けなければいけなかった人々には嬉しいようで、Zoomで雑談していた知り合いは「さっそく美容院に予約をいれたよ!」と大はしゃぎ。
私も去年の夏に美容院に行ったきりで、しばらく行けてないのでそろそろ髪を切りにいきたいものです…。
ここ一年で政府の規制解除の方針が何度も見直され、そのたびにちょっとがっかりするので、私個人としては、全てが予定通りに運ぶとはあまり期待していないのですが、それでも少し明るいニュースが聞けただけでも心は弾むのでした。