風景と物語

ガーデンとランドスケープデザインの修行中

雑草取りが一番の運動

イギリスでは、今年は冬の間も例年より雨が多い日が続いています。

 

私はとある場所でガーデンボランティアをしています。

ロックダウン中でも、必要と認められていてかつ、政府のガイドラインを守っていれば、ボランティアでも通勤できることになっています。

ただ、悪天だったり、地面が凍結していたりしてここ半月ほど作業できませんでした。

今週は久しぶりに晴れ間が見えたので作業ができました。

 

ここの所雨が続いているため、いたるところが水浸しになっていて、地面がむき出しの場所を少しでも歩いていると靴が泥だらけになります。

濡れすぎた土の上を歩き回ると地面が体重で圧縮されてしまい、結果的に土を固めてしまうので、湿った地面の上で作業しすぎるのはよくありません。

なのでできるだけ歩数を少なめに、そろそろと歩き回りつつ、落ち葉や雑草取りといった簡単な片づけをしました。

 

落ち葉の下には早咲きの球根類がもう芽吹いていました。

 

f:id:storyscaper:20210124024822j:plain

落ち葉の下に隠れて着々と芽吹く準備をしている球根達

12月には一番早くに芽生えるスノードロップしか見当たらなかったけど、1月になり他の球根も次々と芽吹き始めた様子。

 

人間社会はロックダウンで停滞してるけど、自然界はカレンダーに沿ってどんどん変化しているのを見るとなんだか安心するというか落ちつくというか。

ガーデニングボランティアとして働いてるときは外で何時間過ごそうと誰にも咎められないし、植物とコミュニケーションをとってる間はソーシャルディスタンスも気にしなくていいし、日光浴もできるし、リラクゼーションとして最高です。

ジムも運動場も空いていない今、雑草取りで立ったり座ったりするのはいい運動になりますし。

 

早く春が来ますように。

Copyright © 2020-2021 風景と物語 All rights reserved.